zenet_logo

-株式会社ゼネット技術ブログ-

【ITパスポート】短期間&学習費用0円でOK。非エンジニアも学んで損なし♪

 

こんにちは。情報管理部デザイナーの斉藤です。

デザイナー暦※※年、ゼネットに入社してもうすぐ1年になります。仕事はデザインが主で、エンジニアの知識は必須ではありません。 でも皆さんの会話に参加したい思いでIT初心者の資格「ITパスポート」を取得したいと思い立ち、超絶ギリギリの点数ですが、合格できました。

私のような非エンジニアでも短期間&学習費用0円で合格できる、ITパスポートのあれこれと学習法、学んだ感想をお伝えしたいと思います。

 

 

1. まず、ITパスポートとは?

ITを利活用するすべての社会人・これから社会人となる学生が備えておくべき、 ITに関する基礎的な知識が証明できる国家試験です。

(ITパスポート公式サイトより)

 

ITパスポート公式サイトはこちら

 

初級者向けとはいえ、立派な国家資格です。
合格すると荘厳な合格証が郵送で届き、嬉しいです♪

 

 

 

2. 合格基準と合格率

  合格基準  

【総合評価点】
600点/1000点満点

【分野別評価点】
ストラテジ系  300点/1000点満点
マネジメント系 300点/1000点満点
テクノロジ系  300点/1000点満点

 

100問出題されて1000点満点ですので、60問正解すれば合格となるのかと思いますが、100問のうちの8問は無加点だそうです。

また、【分野別評価点】分野ごとに1000点満点換算での300点以上獲得が必須となりますので、ココもなかなか手強いところです。不得手分野も頑張らないといけません。

どんな問題がどの分野に相当するかは、後にも紹介する「ITパスポート過去問道場」をひたすらこなしていくと分かってきます。

また、試験時間は120分です。100問を120分で答えなければならないため、1問あたり1.2分が目安となります。

 

    合格率   

公式サイトには累代の受験者数や合格者数が掲出されています。
近年の合格率は40〜50%程度あるようですが、今年(令和5年春)の試験では約20%程度です。
実際、私が受験したのは今年ですが、過去問に比較して難しかったように思います。 (点数が低かった言い訳にもなりますが・・)これからの傾向が気になりますね。

 

 

 

3. 受験申込について

● 受験申し込みは以下の公式サイトより行います。

【ITパスポート試験】情報処理推進機構

受験は随時可能です。 希望日と会場を選択して申込みを行います。 

 

● 受験費用:7500円(税込)

 

私はmacでクレジットカード決済の申し込みを行なったところ、エラーとなってしまいました。そこで電話で問い合わせたところ、「macではエラーがよく起こる」とのことで、「『IT』でしょう?」と 少しばかり苛立ちましたが、スマホ(iOS)ではスムーズに決済が完了できました。

 

 

 

4. 受験当日の持ち物

以下の2点が必須です。

❶確認票
(受験申込が完了するとダウンロード・印刷が可能になります。)

この「確認票」には
・受験番号
・利用者ID
・確認コード
が記載されており、当日にこれらが判明しないと受験ができません。
「確認票」をITパスポートのwebサイトで確認するには、サイトのID/パスワードが必要となるため、 申込が完了したらすぐにダウンロードしておくのがオススメです。

当日この情報が分からないと、受験することが出来ず帰されます。

 

❷本人確認書類

以下よりいずれかが必要です。

A.パスポート
B.運転免許証(仮運転免許証を含む)
C.住民基本台帳カード(顔写真付き)、マイナンバー個人番号カード(顔写真付き)
D.特別永住者証明書、在留カード
E.身体障害者手帳(顔写真付き)
.社員証(要件あり)
.学生証(要件あり)

※の社員証、学生証は要件を満たしている必要がありますので、詳細は以下をご確認ください。
https://www3.jitec.ipa.go.jp/JitesCbt/html/examination/order.html#honnin

 

 

会場に持ち込むことができるものは、以下のみです。

●ハンカチ・ポケットティッシュ
●目薬
●確認票

当然ですがスマホデバイス型の時計も事前にロッカーに入れる、カバンにしまうなどが必要になります。

 

 

5. オススメの教材と学習方法

私はあまりにもギリギリ合格でしたので、ちゃんと合格した方々に社内でアンケートしてみました。

ITパスポートをこの3年内に取得した10名に聞いています。

 

アンケートの結果から、学習期間は2ヶ月以内に集中して行うのが良いことが分かります。

私自身の学習は以下の通りです。

そもそものスキル・・・IT知識なし・社会人※※年(長いです)
学習した教材・・・・・過去問道場のみ
学習した時間・・・・・30〜40時間
学習した期間・・・・・1ヶ月未満
学習にかかった費用・・0円

 

上記の学習で超絶ギリギリながら、受験1回目で合格しました。

アンケート結果でも100%の利用率でしたが、「ITパスポート過去問道場」がとっても有効であることがお分かり頂けるかと思います。

どんなところが素晴らしいかというと・・・

●平成21年春期からの過去問全てを網羅している。
●全て解説がされている
●正解率が更新されていく。
●模擬試験形式の出題もできる。

ことが挙げられるかと思います。

 

ただし平成21年からの過去問全てをこなすとなると、2600問を解かなくてはなりません。1問を1分で解いても43時間かかります。

そこで、歳若き先輩方から頂戴したアドバイスは・・・

過去4年間の問題を正解率100%にすべし。

 

ITはすごいスピードで刻々と進化するものですから、当然かもしれません。例えば、IOTに関する出題は古い過去問では見られません。

 

 

 

6. 学んで良かったこと

ITパスポートでは、業界を超えてITが避けて通れない分野となっている今、仕事をする上で必要になるであろう知識を身につけることができます。

ITに関わらず、プロジェクトのマネージメントや決算報告書の読み方、会社組織や法律についてもかじることとなります。

社会経験が長い私においては、今まで何となく理解していた事が間違っていたり、点在していた知識が繋がったり、ひたすら過去問を解いていくだけでも随分と発見がありました。

新社会人や学生の方は、もっとフレッシュに楽しく学習できるのではないかと思いますので、ぜひ挑戦してみてください!