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-株式会社ゼネット技術ブログ-

AWS資格取得6冠のための勉強方法


はじめまして

株式会社ゼネットの坂口といいます。

2021年1月にAWS資格取得6冠(AWS認定-機械学習-などの専門知識資格は除く)を達成しました。その際使用した教材や勉強方法を共有したいと思います。

 

AWS_CERTIFICATIONS

AWS_CERRTIFICATIONS

AWS プラクティショナー(基礎)

AWS ソリューションアーキテクトアソシエイト(設計者向け資格)

AWS ソリューションアーキテクトプロフェッショナル(アソシエイトの上位資格)

AWS SysOps(運用者向け資格)

AWS デベロッパー(開発者向け資格)

AWS DevOps(SysOps、デベロッパーの上位資格)

上記のAWS6資格を取得することを指して6冠と呼んでいます。

 

この記事の概要


・資格取得を目指した経緯
・使用した教材
・勉強法
・AWS資格:個人として
・AWS資格:会社として

 


資格取得を目指した経緯

 

2020年4月に新型コロナウイルスの影響で発令された緊急事態宣言。あまりに突然のことで仕事が減るかもしれないという不安の中、社内でも今後どう生き残るか議論になりました。そこでゼネットとしてクラウドエンジニアを育成しようということでAWS資格所持者を50人を目標に研修などを実施することになりました。

 

その中で私はAWSソリューションアーキテクトアソシエイト資格の資格をすでに所持しており、研修の講師を任されることになったのでこれを機に上位資格の取得を目指すことにしました。

 

その時の私は主にWEB開発系の業務をおこなっていた6年目のエンジニアでした。AWSインフラの構築などはあまりやったことはない状況でしたが、自己研鑽のために2019年にAWSソリューションアーキテクトアソシエイトの資格取得を取得しており基礎的な知識はある状態だったのでその上位資格であるソリューションアーキテクトプロフェッショナル資格の取得を目指すことにしました。その後DevOpsなどの仕組みに興味を持ちせっかく勉強したので他の資格もとってみようということになりました。

 

 


使用した教材

 

ゼネットで研修の講師を実施していたため、ゼネット内で作成された問題集や教本をベースに勉強を進めました。その頃はプロフェッショナルの資格取得者は1名しかおらず教材も不十分であったため下記教材も活用して勉強をすすめました。

 

AWS認定ソリューションアーキテクト-プロフェッショナル ~試験特性から導き出した演習問題と詳細解説
基本的な問題形式の感覚を掴むには良いと思います。
説明も丁寧です。ただ、この一冊だけでは合格するための知識量には足りないと思います。

 

Ultimate AWS Certified Solutions Architect Professional (リンクは2021年度版です)

Udemyという学習サービスの教材です。

英語ですが講師の講義を聞く形式で学べます。

図を多用した分かりやすいPDFもダウンロードできます。

実際にサービスを使っているシーンがイメージしやすくやってよかったと思う教材でした。

 

AWS ブラックベルト

AWSの中の人が作っている公式のAWSサービスの紹介記事です。

ユースケースやアーキテクチャの解説など読み物としても面白いです。

ブラックベルト→AWS公式マニュアルの順に目を通すと理解が早まると思います。

 


勉強方法

 

AWS認定ソリューションアーキテクト-プロフェッショナル ~試験特性から導き出した演習問題と詳細解説を読んで、出題されるサービスのあたりをつけたところで、AWS公式サイトの該当サービスの内容をカテゴリー(サービス概要、サービスを構成する要素、ユースケース等)に分けGoogle Sheetsに書き写していき、全てのサービスをシート一枚で見通せるようにしました。(並行して

Ultimate AWS Certified Solutions Architect Professional

にも目を通していきました) 


その後、ゼネットでプロフェッショナル取得者が用意した問題を600問を解きました。
問題文に出てくるシステムの構成図を全てルーズリーフに手書きで書き起こし、いつでもパラパラめくれるようにして、時間があったら構成図に目を通すようにしました。(これが、一番良かった感があります)

AWS_LEARNING

かなり適当に書きました

上記の取り組みを社内研修で4か月間行った結果、

2020年11月にソリューションアーキテクトプロフェッショナル

2020年12月にデベロッパー

2021年1月にSysOpsとDevOpsを取得出来ました。

プロフェッショナルが一番難易度的には難しく、そちらの勉強を行ったら他も一気に取得できました。講師をまかせてもらったことで合間に勉強する時間が確保でき知識がしっかりとついた感じです。


AWS資格:個人として

 

社内のAWSを使用した仕事が回ってきたり、同僚からAWSについて質問を相談を受けたり、アサインされたプロジェクトがAWSを利用していて学習したことが役に立ったり、AWSを利用している他社サービスの構成図などを見てイメージが湧くようになったり、いろいろとメリットがありました。勉強して良かったと個人的に感じています。


AWS資格:会社として

 

ゼネットとしてもコロナ渦になるまでは10名程度だったAWSの有資格者が、ソリューションアーキテクトアソシエイト資格を50名以上が取得、プロフェッショナル資格を4名が取得しました。

(先にプロフェッショナル資格を取得したこちらのプロフェッショナル資格の記事を書いた増田さんには分からないことをいろいろ質問させてもらいました)
結果として、AWS関連のお仕事もたくさんいただけるようになり弊社はAWSコンサルティングパートナーに認定されています。

また、私が実施したAWS社内研修をベースにした、AWS研修を社外の方にも受けてもらえるようにAWS研修を実施しています。
社員にAWS資格を取得させたい。ハンズオンでAWSの操作経験をがっつりと積みたいという方は、是非ご相談下さい。ソリューションアーキテクトアソシエイト資格の合格率はなんと96%です。

 

ゼネットAWS研修特設ページ

aws-training.xlabo.jp