こんにちは。システム事業部の遠藤です。
先日チーム内でとあるExcelの関数について話題があがりました。
ズバリ、「EXACT関数」です。
今回は意外と気づかない落とし穴にも、気付くことが出来るこの関数についてご紹介したいと思います。
文字列を比較する際皆さんはどのように比較していますか?
自分は設計書のデータを突合せて比較し実装に漏れがないかチェックすることが暫しあります。
そのチェック時にはいつも比較したい2つのセルを「=」で比較していました。
早速ですが、以下のデータを「=」で比較した場合結果はどのように返ってくると思いますか?
結果は下記のようになります。
「=」では大文字・小文字の区別がされないため全てTRUEとなって返ってきます。
※#1の比較で使用している数式「=B2=D2」
これでは大文字と小文字の区別を付けたい場合、不十分となってしまいます。
しかし、冒頭でご紹介した「EXACT関数」ではそんな落とし穴にも対応しています。
下記が「EXACT関数」で比較した結果です。
項番3と4では期待通り大文字・小文字を区別してFALSEを返してくれます!
※#1の比較で使用している数式「=EXACT(B2,D2)」
いかがでしたでしょうか。意外と気づかない差異にも「EXACT関数」では気付くことが出来ます!
初見の方はこれからセルを比較する際には是非参考にしてみてください。