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-株式会社ゼネット技術ブログ-

文系出身の新人エンジニアがJava研修の遅れを取り戻した方法

1.はじめに

こんにちは。ゼネットの西村です。
私は2022年の4月より3か月間のJava研修を受講しております。
ですが、文系出身プログラミング未経験の私は研修で大きな後れをとってしまい、20人いる同期の中で一番の遅れを取ってしまいました。ですが、地道な学習の継続により研修の遅れを取り戻し、情報系大学出身者たちと比較しても余裕を持って研修に取り組めるようになりました。
今回はそんな私が研修の遅れを取り戻し、情報系大学出身者たちと比較しても余裕を持って研修に取り組めるようになった「Javaの学習の仕方」や、「学習をする上で気をつけるべきポイント」をご紹介させていただきます。

2.私の学習の進め方

ここからは、私がJava学習のどの部分で躓いて、それからどのようにして学習を進めていったのかをお話します。

私がJava学習で躓いたのは「繰り返し処理」「配列」「ArrayList」、そして「オブジェクト指向」です。
上記の4単元のうち「繰り返し処理」「配列」「ArrayList」はJavaの基本文法の部分となります。

何故、私が基本文法で躓いたのかというと、必要以上に内容の理解をしようとしたからです。そのことに気づいた上で次のことに気をつけて学習を進めていきました。

基本文法は「理解を深める学習」よりも、「処理の形」と「用いる場面」を覚える学習を心掛ける。

私はそのことに気づかずに理解をしようと思うあまり、細かい部分にまで気を取られて研修の内容で大きく遅れてしまいました。その結果、中途半端に暗記してしまうことになり、遅れた内容を取り戻すために多くの時間を使うことになりました。

ですが、上記のポイントを意識して学習を進めたところ、基本文法までの内容では遅れを取り戻すことができました。

 

基本文法とは逆に理解こそが需要な単元があります。それが言わずと知れた難関単元「オブジェクト指向」です。「オブジェクト指向」とは?と調べても、よく分からない例を挙げて説明している記事も多く、私のような本当の初心者の理解の助けになるものは意外と少ないです。

そのような状況で学習を進めるために私が行ったことは次のことです。

評判の良い参考書を買い、その本の内容を忠実に覚えて実践する。

具体的には本の端書からコーヒーブレイクのような雑談までしっかりと取り組み、1冊の教材の内容を完璧に抑え、抜けを無くすという学習法です。

また、「書籍だけで学習するのは辛い」と感じる方であれば、YouTubeなどの動画サイトでもJavaをはじめ、様々なコンピュータ言語の学習動画がアップされているので、そのようなコンテンツも並行して活用することにより、効果的に学習を進められます。

そのようにして自主学習を約1か月間、平日定時に帰宅できる日は約2時間、休日は7時間ほどの学習を行い、計70時間余りの自主学習量で文系出身IT未経験ながらも研修での大きな遅れを取り戻し、余裕を持って研修に取り組めるようになりました。

3.役に立った教材

ここでは私が実際に用いて役に立った教材を1冊ご紹介させていただきます。

スッキリわかるJava入門 第3版」

book.impress.co.jp

 [著者]中山 清喬,国本 大悟  [出版社]インプレス [発売日]2019/11/15 

この本は例や図を用いて初学者にも分かりやすくJavaの内容を説明しており、基本文法の復習や「オブジェクト指向」の理解を深めるのに最適な教材となっております。

また、dokojavaという仮想開発環境がこの教材には付属しているので、「開発環境を整えるのが難しそう」と悩まれている初心者の方でも安心して学べる一冊となっております。

4.最後に

文系出身IT未経験でIT企業に就職した私ですが、案の定研修で躓き研修で大きな遅れを取ってしまいました。

ですが、地道な学習の継続によりしっかりと研修についていけるようになり、情報系大学出身者と比較しても余裕を持って研修に取り組めるようになりました。

もし、あなたが文系でITに疎いからとコンピュータ言語の学習をするか悩んでいるのであれば、是非チャレンジしてみてください。しっかりと地道に学習を行えば誰でも上達します。

一緒に頑張りましょう!!!