初めまして。ゼネットの内藤です。
入社3か月の新人で、現在はJava研修に取り組んでおります。
入社初日から「報連相はできるようになれ!」と言われ続け、
入社から3か月たった自分は報連相ができているのか?という考えに至りました。
今回は「会社では教えてもらえない 上に行く人の報連相のキホン」を読んだ感想を皆さんに共有しようと思います。
本の紹介
【タイトル】会社では教えてもらえない 上に行く人の報連相のキホン
【著者】車塚 元章
本の読みやすさは★★★★★です!
気軽に見ることができるので、普段技術図書を読まない方でも抵抗なく読めると思います。
報連相とは
よく使われる報連相ですが、一つ一つの意味を理解していますか?
この本ではそれぞれ下記のように説明しています。
報告:情報をもとに上司が次の判断、指示をしやすくするため
連絡:関係者との間で、情報を共有するため
相談:一人では解決できない事柄について、意見やアドバイスをもらうため
報連相の意味を理解するだけでも違うのではないでしょうか。
結論
私はこの本を通じて「報連相を正しく実践することで、自分の身を守ることにも繋がる」ことを学びました。
- 報連相は意識するのとしないのでは、行動が大きく変わる。
- 報連相をすることで、解決までの時間が早くなる。
- 上司から信頼を得ることができる。
これらすべてが繋がっており、作業を円滑に進めるための基本となるため、意識して取り組んでいこうと思いました。
実体験
ここでは私の実体験を交えて実践するポイントを2つ紹介いたします。
①伝えたい情報を書き出す
口頭で伝わりにくい、または説明している間に何を伝えたいかがわからなくなってしまうという方にはぜひ実践していただきたいです!
作成したプログラムを見てもらう際、なぜこの書き方をしたのかを聞かれ、答えられないことがありました。
そこでメモに自分の考えを書き出したことで、頭の中を整理することができ、答えることができました。
メモに書き出すことは、自分の整理だけでなく、相手に正確に伝えることができるので、おすすめです。
②数字を使う
数字は明確でわかりやすいです。日付・時間・個数など、はっきりしていれば説得力が増します。
研修中に研修外の作業をする報告で、
「メールの返信をするため、15分時間をいただきたいです。14時までメールの作成を行います。」
と報告しています。
作業が終わった際にも
「メールの作成が完了しましたので、研修に戻ります。」
と報告してから研修を開始しています。
数字を使うことで、上司も自分が今どういう状況なのかが正確にわかるので、ぜひ取り入れてください。
最後に
この本は「一度のみならず、役職が上がるごとに読み返したい・読み返してほしい本」になっています。
報連相はいつまでたっても実践するのは難しいです。
年数がたつほど疎かになってしまうケースは少なくないと思います。
ですので、役職が上がり、部下ができた際にぜひ一度立ち止まって「自分は報連相が実践できているだろうか」と振り返り、この本を読み返してみてください。
報連相をマスターして、チーム内No.1の報連相上手になりましょう!
参考文献
(著)車塚元章. 『会社では教えてもらえない 上に行く人の報連相のキホン』. 株式会社すばる舎. 2017.